工作物又は工作物の設備を熱絶縁する工事を言います。
冷暖房設備、冷凍冷蔵設備、動力設備又は燃料工業、化学工業等の設備の熱絶縁工事などが該当します。
◆熱絶縁工事業（知事・一般）を取得するための要件について
＊経営業務の管理責任者が常勤でいること。
法人は常勤の役員のうち１人が、個人事業主の場合は本人又は支配人のうち１人が下記のいずれかの該当すること。
・熱絶縁工事業を営む会社で５年以上の役員をしていた人
・熱絶縁工事業を個人事業主として５年以上営んでいる人
・熱絶縁工事業以外の建設業を営む会社で６年以上の役員をしていた人
・熱絶縁工事業以外の建設業を個人事業主として６年以上営んでいる人
＊下記の１～３のいずれかに該当する専任技術者が営業所ごとに常勤でいること。
１．熱絶縁工事の実務経験が１０年以上ある人。
２．指定学科（建築学、土木工学、機械工学）卒業＋熱絶縁工事の実務経験（高等学校及び中等教育学校の場合は５年、高等専門学校及び大学の場合は３年） のある人。
３．下記の国家資格等を有する人。
・一級建築施工管理技士
・二級建築施工管理技士（仕上げ）
・職業能力開発促進法の熱絶縁施工
（二級の場合は３年以上の実務経験が必要）
＊財産的要件を満たしていること。
・自己資本が５００万円以上あること。
・５００万円以上の資金調達能力があること。
＊独立性のある営業所があること。
＊請負契約に関して誠実性を有していること。
＊欠格要件に該当しないこと。